2017年7月9日日曜日

ニセコクラシック2017 140km 総合5位 年代別2位

ま、またやっちまった…(^^;

ニセコクラシック140km、今シーズンの前半で目標としていた大会。きょうへいから昨年参加してよかったと聞いていたのと、強豪ホビーライダーが参加するという情報をちらちら聞いており、コース的にも面白そうで私も出てみたいなと思っていたところ、ちょうど夏休みを取れそうだったので参加することに。

今年は4月ぐらいから外で乗り始めてスタートは遅かったものの、4〜6月で2500〜3000km/月ぐらいは練習できており、やや高い強度での練習は不足していたものの長距離を走るベースはできていたと感じておりました。
2週間ほど前に減量し過ぎて絶不調に陥りましたが、何とか1週間前には復調してきてむしろ体調はいいぐらいに。復調してからの体重も起床時60kg前後ぐらいで安定しながらも元気で、前日やや食い過ぎた感はありましたが当日61kgちょいぐらいで迎えました。

4:00前には起床し、前々日に買っていたパンやミューズリー、おにぎりなどを適度に食す。前日かなりガッツリ食べたのでそこまで食べなくても十分エネルギーは充填されている感じ。軽量化を行ってから父に車で会場へ送ってもらい、ゴール付近を2周ほど軽く10分ぐらい走ってアップ、スタートへ。前日からの食事でエネルギーは十分充填されており、補給食はスポーツようかんプラス×4、ジェル×1、モンスタードリンクのボトル×1のみ(結局ようかん2つ余った)。

いざスタート。年代別の関係で高岡さんなど有力選手達の多くは後方でスタートとなるけど、できるだけ前方で走るようには心がける。だいたい4kmぐらい走ってリアルスタートし、ペースアップ。
このあたりで変速が調子悪いことに気付く。おかしい、昨日メンテしてもらって直後はすこぶる快調だったのにな…。
ほどなくして後方スタートの有力選手達も前方に上がってきて、すぐに最初の上りへ。
…変速が悪い上にやたらキツいな、と思ってRDに目をやると、チェーンが引っかかっててうまく作動していない。これは一昨年に南魚沼でなった症状と同じやつや…。プーリーとケージの間にチェーンが挟まってめっちゃ重くなるやつ。プーリーケージごと交換してその後は大丈夫だったはずだが…。
クランクを逆回転させたりしつつ直そうと試みるも挟まったままで直らず。仕方なくクソ重いまま頂上まで頑張るしかないが、かなりキツい。
頂上へ向かう上りにかけてペースが上がった(?)ところでほぼ千切れかけつつ、何とか集団の後方のまま、かなりスピードが出る下りへ。何とかここで改善を試みるしかない…。
が、色々試してみても元に戻る気配はなく、下り終えて集団後方のままパノラマラインへ向けた平坦区間へ。
このままのゆったりとしたペースなら何とかついていくことは可能だが、パノラマラインの長い上りに入ったら勾配は緩いとはいえ確実についていけなくなるので何とかしなければならない。
イチかバチかでいったんストップしてチェーンの噛み込みの修正を試みる。噛み込みは外せたがスタートするとまた挟まってしまう。集団には完全に置いてかれたし万事休す。はるばる北海道まで来て何やってんだかと思うも、諦めず、さっきの上りで千切れた外人と思われる2人と頑張って回して奇跡的に数km走って追いついた。もちろんこの時点で相当キツい。しかも状況は全く改善されていないという…。これはもうバイクごと交換するしか手がないだろうとの結論に達し、ちょうど前方にmavicカーが走っていたので、並走している誘導バイクに、バイク交換は可能か聞いてみたところOKだと。
mavicカーを呼んでもらい、いざ交換へ。どうしたらいいのかわからんけど、身長とペダルの種類をtimeと答え、バイクとホイールを準備してもらい、シートポストを適度に合わせてみてスタート。サドルが低すぎて適当に再調整をして、まあこれで行くしかないと再スタート。
当たり前だがtimeのペダルが現行型だ…。私のはRXSで旧型クリートなので、辛うじて嵌るが、完全に嵌るわけではなく少し動かすとすぐ外れる感じだが仕方ない。
そしてコンポがSRAMだ…。一度だけハワイに新婚旅行に行った時にレンタルバイクで使ったことがあるけど、なかなか慣れん。深く押し込んだらシフトダウンなんだっけ?とかいじりながら慣れるしかない。
と、走っていると一度段差でクリートが外れてしまった勢いでサドルの前方に衝撃が加わり、サドルが前下がりに。直そうといろいろ試みるも修正できず、仕方なくこのままで走ることに…。もう今日は散々だ。
もちろん集団は遥か彼方へ行き、姿は全く見えない。実はプロレースみたいに、集団復帰するまでmavicカーが先導してくれるんじゃないかと密かに期待していたのですが、そんなわけもなく(どんだけ厚かましいのか…)。
もはや勝負に絡むのは終わったと思ったけど、去年のおきなわの経験があり、何が起こるかわからないので決して諦めたりはしない。
パノラマラインの30分近くあるダラダラとした上りに入り、自分のペースで淡々と走る。
前方から落ちて来た選手をパスしつつ走ると中盤ぐらいで気付いたのは去年おきなわで先頭集団で走っていた中尾選手。調子は悪そう。
他にも何人かを吸収しつつも、基本私が自分のペースで淡々と走り頂上まで。
どう考えても、この緩い上りで自分が頑張ったところで山の神などを擁する精鋭集団に離されていくのは間違いない。できることは淡々と走り、後半の上りで上げて落ちてきた人達を抜いていくしかない。
下りでも基本的に私メインでしっかり踏んで速く走っていると何人かの集団を吸収。そのまま日本海へ向けた平坦へと入り、集団で回しつつ走っていると比較的大きめの集団に追いついた。
どうもバイクからの情報によると先頭は4分ほど先行しており、この集団は第3集団らしい。
ここには知っている選手はビアンキ北野選手がいて、距離も十分あるので集団でしっかり走れば追いつける可能性もあると言っている。
前にいるのは精鋭集団で、こちらはそこから落ちた集団なのでそれはかなり厳しいとは思うものの、差をそこまで広げられずに走ることは可能だと思い、私も先頭に出た時は30秒ほどしっかり走るようにする。
が、この集団はもちろん、力量も経験も様々なようで、おまけに外国の選手も多数含まれており、集団として全くまとまりがない。そして私にもこの集団を統率できるような力はない。
それでも日本海へでるまでは何とかそれなりのスピードを保っていたように思うけど、折り返してからはダレてきたのかペースダウン。私も、ここで頑張っても無駄だなと考えを改め、適度にローテーションには加わりつつ、とりあえず後半の上りまでは脚を休めておいて、後半抜け出して上げていくという作戦を立てる。
事前にコースを見ていた記憶では、確か105kmぐらいで、3つ目の20分ぐらいのダラダラとした上りが始まるのでその辺りからと思っていたところ、一度先頭に出た時に後ろと離れてしまい、そこがだいたい100km地点ぐらいだったのでそのまま行くことに。すると1人ついてきた選手がいたのでその方としばらく回していざ上りの箇所へ…と思ったら私が道を間違えてちょっとだけコースアウト。すぐ気づいて引き返すも、集団にも少し先行されてしまいつくづく今日はアホやなと思いつつ上りへ。
自分のペースでやや強度を上げて走ると、すぐに追いついて集団をパス。ここでついてきた選手は2名ほど。
基本的に私が先頭で上って行くけど、たまに交代しつつ走る。そのうちの1人はゴール後話したところ、ウォークライドの高橋選手で、今シーズン実業団レースでぶいぶい言わせていると聞いていたのでひそかに注目していたんだった(レース中はジャージが違ったのでわからず)。この日は残念なことに一度落車してしまっていたらしい。
3人で淡々と走り、上り終えて下りへ。この途中で昨年おきなわで上位に入っていたForzaの新井選手を吸収し、しばらく4人で走り、いよいよ終盤の4つ目の10分ほどの上りへ。
ここは序盤5分は6〜7%の上りが続き、少しの緩斜面を経た後また3分ほど上るという感じで、今回のレースの中では勝負所となると踏んでいた。龍太郎君をゴールまで連れていかないためにはここで一度仕掛ける必要があると考えていて、コース試走でも3回ほど走り、この後のコースプロファイルはだいたい把握していた。まあ考えていた展開とまったく異なる状況になってしまったわけですが、長さなどもわかっているのでここからしっかり上げて走って行くと、後ろは千切れて単独に。しばらく走っているとVCの蓑原君や、去年おきなわ3位の河合さんなどがいて、そろそろ上位が近づいてきてるのかなと期待して走る。
ここで思ってたのはいまだきょうへいに追いついていないということ。このレベルの選手達がこぼれてきている状況でまだ前に残っているということはかなり頑張っているなと。これは嬉しくもあったけれど、何となく負けるのは癪なのできょうへいまでは追いついておきたいなと(笑)
強度を上げて上りつつ、頂上まで走ってその後の下り、平坦をエアロポジションなどを使いつつ、可能な限り速く走る。もう1つの終盤の勝負所と踏んでいた2分程度の比較的急勾配の上りもやや強度高めで上るも、きょうへいの姿は見えず。
そのまままた淡々と走り、ラスト5kmぐらいでようやく姿をキャッチして捉える。
肩を叩いて行くぞと伝え、私がひいていくと、他の140kmの選手達2人もついてきて、その中からイナーメの選手がアタック。これはすぐ落ちてくると思ったので特に追わずに自分のペースで。
私もだいぶへばってきていたのでしばらくここで走ろうかと思い、きょうへいに前には20人ぐらいいるのかと聞いたところ、5人だと。


まじかと、どこかで経験したことがあるような展開が再び(笑)

同じ年代別では前には龍太郎君しかいないので、亮さん先行ってと、背中を押されて行くことに。
こうなったらきょうへいには悪いけど行くしかない。
またどこかで経験したようにエアロポジションで可能な限り維持できるペースで走り、いよいよラスト1km、ゴール前の上りへ。
ここでまさかの龍太郎君らしき姿が前に。まじかよ、ひょっとしたら追いつけるかもと思って踏んでいると、振り返ってこちらの存在に気づいた様子で踏み始めた雰囲気。さすがにいつかのように気付かれずにとは行かんかったかと思うも、差は詰まってきているので追いつける可能性はあるので頑張って踏む!
しかもこの途中で何となく岩島さんらしき選手もかわした雰囲気。
いけるかと思ったけも、へばっているとはいえ元全日本TTチャンプにはかなわずゴール。
ゴールしてみたら優勝したのは田崎さんらしく、そのあと高岡さん、森本さんと続き、次が龍太郎君で5位だったっぽい。
まさか今回ばかりはダメだと思ったけど(まあダメだったけど)、最後まで諦めずに走れば何があるかわからんもんだ。が、さすがに借りたmavicバイクでここまで追い上げれるとは思っていなかった。

レース後にきょうへいと、息子と。
このバイクのおかげで最後まで走りきることが出来ました。mavicサポートカーのみなさま本当にありがとうございました。

きょうへいは総合8位、年代別では3位に入り、素晴らしい結果と思う。たくさん練習してきた結果でしょう。この結果には私もかなり嬉しかった。まあ負けじと頑張って年代別の順位を下げたのは私ですが…(笑)
photo:Hideaki Takagi
年代別は龍太郎君、私、きょうへいと、ボート経験者3人。龍太郎君と我々では自転車の成績は比べるべくもないですが、ボートではきょうへいが全中優勝、私は全日本4位などがあって、こっちでは勝ってるかも(過去の栄光。あ、私のは栄光でもないな…)




戻ってきたバイクをチェックしてみるとこのような状況で完全にチェーンが間に挟まり、そのまま無理やり漕いだせいでプーリーの側面は半分ぐらいに削れていた…。クランクは手では回らない状況で、これではさすがにダメだ。バイク交換に踏み切ったのはこの状況では正解だったと言えるが…。

また再び昨年とおきなわと同じように遅れて追い上げて、まあそれなり(?)のところにおさまったわけで、やはり諦めずに走れば何が起こるかわからんなと思う一方で、今回ばかりは自分のバカさに呆れてます。
おそらくですが、ずっとエンドが曲がった状態で乗っていたのでその状態でプーリーとチェーンがうまい具合に馴染んでそれなりに変速できてたんだと思うのですが、前日にバッチリ修正してもらったおかげでチェーンラインが正常になり、変な癖がついたプーリーから脱落したんだと思われます。
ろくにメンテせずに乗っていて、直前に直してもらってこれで完璧やなと安心し、そのまま十分に走らずレースに向かった自分の完全なるミス。
このレースのために時間をかけて練習し、資金も投入し、妻にも両親にも応援に来てもらって、最新のホイールをお借りして挑んだ結果が、自分の失態でこれで、バカバカしさに情けない思いです。



レース後、表彰式の前にやっていた和太鼓の演奏に食い入るように鑑賞していた太鼓好きの息子。クソ暑い中、表彰式まで待っててくれた家族には本当に感謝。

このあと、日本海に面した盃海岸まで出かけて家族で過ごしました。
家族が楽しんでくれて、両親も喜んでくれて、まあ事故なく戻ってこれたのは救いかな。

こんなの多くて本当に情けないですが、今回ことは大いに反省して、また沖縄へ向けてトレーニングを積んでいきたいと思います。

とりあえず、残りの夏休みを家族と一緒に楽しんで、大目標に向けて再スタートしよう。





4 件のコメント:

  1. さすが、りょうくん( ^ω^ )
    何かしらやらかしてくれていつも本当に楽しみであります。

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    1. 次こそいい意味でやらかしたいっすね。

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  2. ずー・たに2017年7月11日 9:58

    ご自身のミスだと言われている機材トラブルからの結果。
    一番を目指されている方に対しては、ふさわしい言葉ではないかもしれませんが、『素晴らしい結果』だと感じてしまいます。

    チェーン噛み込みよるロックなどで、落車や脚へのダメージに繋がらなくて良かったという意味もあります。
    その状況から諦めずに走りきった井上さんの姿勢への意味でもあります。
    『素晴らしい!』です!


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    1. ありがとうございます。そうですね、事故なく無事にレースを終えれたことは良かったと思いますが…。反省して今後に繋げようと思います。

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