2年ぶり2回めの参加です。昨年は元々エントリーもしてなかったのですが、全日本8位ででUCIポイント保持者になったためいずれにせよ参加できず。2年前初出場した時は序盤のメカトラでMAVICサポートカーに助けてもらってバイクごと交換してもらい、そこから追い上げたらまさかの総合5位、年代別2位に入れました。ですので、前回参加時はかなり序盤で先頭集団から落ちてほとんど単独走だったと言ってもいいので、実質今回が初めてまともにレースをするニセコクラシックでした。
今回、仕事で全日本の翌日月曜にすでに北海道入りしており(これについてはまた別途記事記載中)、金曜午前の仕事が終わってからニセコ入りしました。
全日本の週は調子もイマイチな感じで、かつカーボローディングし過ぎてムダに体重も増やしてしまった感あり、結果も残念でした。全日本からの帰りの車で妻と話していたところ思うところあり、北海道入りしてからちょっとQ-factorを弄ってもっとトルクをかけて踏むようにしたところこれが良くて忘れていた感覚を取り戻しました。北海道入りしてからはずっと調子も良好で適度に節制も行なっていい状態を保ってレースを迎えました。
北海道のセブンで見つけた地元のカステラ。成分的にも変なもの入ってないし、味も素朴で美味しく自分の中で練習中の補給食としてかなりヒット。帰りに買い溜めしました。おススメです。
ニセコ入りしてからのトレーニングとしては、金曜夕方〜夜にコース後半部分を逆走して往復47km、土曜は朝にもう少し奥の蘭越の分岐点(後半の一番長い上りが始まるところ)まで行って、前回何故かそこでコースミスしたのでそこだけ確認しておこうと往復78kmほど。終盤の勝負所の2分ない上りとだけ強度上げて、ラストの坂もちょっとだけ上げて確認しておきました。ちょっとやり過ぎたかな感あり(^^;)
また、水曜に牧場巡りを兼ねて120kmぐらいトレーニングした(別途記載予定)んですが、その際にレースに使うGP5000がサイドカットしパンクチュア。その場は応急処置して事なきを得ましたが、予備タイヤとラテックスチューブはあるものの、持ってきてたタイヤはこの前まで使ってたGP4000RS。一応家にはもう一つGP5000があるので、どうしようか妻に相談したところ、届きそうだから送ってくれると。
レース前日の土曜午前に無事宿に到着しました。娘のプールの写真と手紙付きで。感動です、ほんまありがとう。これのおかげで今回の結果と言っても過言ではない。
こっちに来てからの生活を紹介。
単独遠征なので、宿はスタート/ゴール地点の安い古風なペンションへ。
お湯がチョロチョロしか出なかったり、色々面白かったですが、自炊や洗濯もできる環境であり、私は気に入りました。家族いたら厳しいかな(笑)
ニセコは冬は良質なパウダースノーが楽しめる世界的に見ても富裕層向けの高級リゾート地として人気になっているようで、ヒラフ界隈は2年前に来た時よりさらに外国の方が多く、かつお店も高級感が溢れていてとても私が入れるような雰囲気ではありません(^^;)地価上昇率も圧倒的に全国No.1なんだとか…。
そこで金曜は隣の倶知安まで繰り出して、地元の人で賑わっている定食屋に。
がっつりカーボローディングして満足でした。
翌日はライダースミーティング後にニセコの道の駅まで行き、おやつ&翌日朝食用のパンを購入。
2年前来た時こんな店あったかな?と思ったら1年前ぐらいにできたお店らしい。なかなか美味でした。
この後に駅前の温泉、「ニセコ駅前温泉 綺羅の湯」へ。源泉→(水風呂→サウナ)×2→源泉のルーティンをこなす。ニセコの水風呂はかなり冷たかった。地元の高校生やおっちゃんで賑わってました。この辺りはヒラフ界隈と違って異国感はなく、温泉隣のイタリアンも良心的な値段で美味しそうだったので行ってみることに。
ヤリイカとルッコラの生パスタ大盛り。美味しくてボリュームもそれなりにあり、この日の午後の行動ルートはアタリだったなと。
夕方にはようやくようやく美しい羊蹄山の姿を拝めました。
帰宅後、ウェアにゼッケンを貼ったり準備し翌日を迎えました。
余談ですが、このニセコクラシックのゼッケンの大きさと指定の貼る位置(バックポケット)は少なくともSUNVOLTのメッシュセパレートワンピに対して全く難渋する事なく設置することができました。今までの中でベストです。ツールドおきなわもこのサイズと位置にしてくれないかな…(この声よ、おきなわ関係者に届いてくれ〜)。
帰りの飛行機の中で時間があったのでレース前のことを長々と書いてしまったがいよいよレース当日。
ニセコのスタートは早く6:35なので4:00過ぎに起床。前日のパンやヨーグルト+オートミール、バナナなどを食して準備し、15分ほどスタート地点周囲でアップしてGOKISOブースで森本さんの奥様に荷物を預かって頂き(ありがとうございました)後方からいざスタート。
最初の花園ヒルクライムの上り口ぐらいまでしばらくパレード走行でなかなか前へは上がれない。こういう所で上手くするすると前へ上がっていける人はすごいなぁといつも思う(今回で言えばまこっちさんが上手く上がってくのを見た)。
なかなか上がれなかったが、上り始めてからようやく前の方へ。
前回はメカトラでRDのプーリーの間にチェーンが嵌り込んだまま直せず、激重の状態ですでにこの時点で千切れそうだったことを思い出す。圧倒的に楽だ、今回は大丈夫だと(笑)
一番スピードが出るここを下って、パノラマラインへと続く道へ。前回はここでMAVICカーを呼んでバイクチェンジしてもらい、その後はしばらく1人だったのでこうして集団で走れることを嬉しく思う。田崎さんと、自宅で飼育してるカブトムシについて話したりなど(笑)帰ったら息子とカブの♂を探しに行こう。
パノラマラインに入ると、岡選手他数名が逃げてるようだったが、風が強いこともあり集団は容認。激しく上がることもなく淡々としたペースで進み、後半で吸収。そして標高が上がるに連れ気温も低くなってきた状態でダウンヒルへ。
かなり寒い。下りきった頃には凍えて身体が固まっているぐらいだった。下界は日の光があり、暖かい。これだけ寒暖差のあるコースも日本ではなかなかないのではなかろうか?グランツールとかもっと激しいんやろうな。
西へ向かって平坦路を進み、補給地点へ差し掛かってペースが緩んだところで高岡さんらしき人が前方で抜け出しているような気が。おや?と思ってとりあえず給水ボトルは受け取らずに前方へ。フジタさんが高岡さんが行ってることを教えてくれる。まだ姿は捉えられるぐらいで追いかけてみると、あまりペースは速くないようで徐々に追いついていく雰囲気。待てよ、これは暫くこのままにしておくかと思って森本さんと話して姿の確認できる範囲で様子を見とくことに。と思ったら雑賀さんと他数名がブリッジしに行った(^^;)
まあ平坦路の往路は順風だが復路は逆風でその後長い上りがあるので、そのうち捕まえれるだろうとそのままにしておいたら、こちらもローテが上手く回ってなくてかつ、先行していた他のカテゴリの選手がコース上に増えてきて逃げ集団がどうなったかよく分からなくなってしまった。
よくわからないまま、ペースもあまり上がらず折り返して平坦の復路へ。モトが教えてくれたタイムギャップは50秒ほど。問題ない差だが、あまりこれ以上は広げたくないなと思っていると、やはり皆思うのか、紺野君なども前へ出てきて漸くローテが回り出してそこそこいいペースに。すぐに30秒差ぐらいになったのでまあこれは大丈夫だろうと。
平坦路の終盤、後半の長い上りの手前あたりで差が25秒ぐらいになったところで私とあともう1人ぐらいが前へ抜け出してしまう形となり、しばらくそのまま適当なペースで走ってみることに。差が広がってくのでこれは?と、思っていたら集団ではあいつマグロだからこれはあかんぜということになって追いかけてきたとかいう…(笑)
単独で上りに入ってとりあえず高めの強度で淡々と上り始めたらすぐに山の神らが集団を牽いて速いペースで上ってきた。これはかなり速くてけっこうキツい。森本さんや紺野君、富士ヒルチャンプの佐々木君らがいいペースで牽いていき、集団は既に崩壊気味。最初の10分の上りの中盤ぐらいには落ちてきた雑賀さんを捉えて、勾配が緩くなるぐらいの時に確か高岡さんらを吸収。この時点で残ったのは10人ぐらいだったか。しばらく淡々と進んだ後、紺野君がKOM手前ぐらいで上げていき、他にもKOM狙いの人が行った気がするが特に問題なく頂上をクリアしダウンヒルへ。いよいよレースが始まったといったところか。
順調に下り、いよいよ次の上りが始まる黄金温泉へと続くダウンヒルをこなしていると、ブラインドコーナーの先で他カテゴリーの選手が数人落車したようで路上にいるではないか。
うおぉ!と思って情景がスローモーションに。何とかすり抜けて回避。この時確か2番手だったが、後ろの中で何人か突っ込んだようでその中には高岡さんや佐々木君が含まれていた。あれはどうしようもなく、本当に気の毒としか言いようがない。厳しいトレーニングを積んできて、このレースのためにコンディションを整えて、自分のコントロール外の要因でクラッシュに巻き込まれる、ロードレースの厳しいところです。早く回復して、また一緒にレースを走れるのを祈ってます。
残ったのは8人ぐらいか。こんなことがあったので皆少し動揺した状態(たぶん)で黄金温泉からの上りへ突入。上り口から森本さんがいいペースで上げていくが、問題ないレベル。自分もまだ余裕はあるが、紺野君、マツケンさんらも余裕がありそう。勾配のキツめのところをクリアしてから緩い上りに入り、その辺りで一度田崎さんが上げたがここまで残ったメンツには問題なさそう。
下りへ。
ラスト以外では最終盤となる1.5分ちょいの上り手前でイナーメのマキノ君が先行。これについていき、わたしがここでスタンディングで上げてみる。
cyclowiredさんより
流石に抜け出せることはないと思ってたけど、頂上で後ろを振り返ってみると、紺野君、森本さん、マツケンさん、田崎さん、私の5人。やはりこの辺りのメンツか、という感じでいよいよ最終盤へ。
少しだけ抜け出しを計ってみたりするも、それが許されるメンツでもなく。特に牽制でペースが緩んだこともなかったが、ラストのヒラフの坂の手前で後続にも追いつかれる。何かサポートカーがいてうまく流れに乗れたんだとか?
どのぐらい脚が残ってるか分からなかったが上り口から上げていき、先頭で中盤の勾配が緩くなったところで垂れてしまう。ダメだったか〜と抜かれていったところでラストの上りスプリントへ。
マツケンさんの伸びが良さそう。
私も完全には垂れずに走っていると、森本さんと紺野君が垂れてきている。これはもしやと思って踏み直し、最後はハンドルを投げてみてゴール。こんなん初めて(^^;)
cyclowiredさんより
何とか紺野君には先着した雰囲気だったが森本さんには?暫くして結果を聞いたら先着してたらしく、総合3位、年代別優勝の結果でした。
ニセコクラシック140km 3:48:25 36.9km/h 211w NP263w
負けたのは悔しい一方、仲間というべきマツケンさんが優勝したのは嬉しい。多忙な仕事にも関わらず、毎日ありえんぐらい質の高いトレーニングを継続しているのは本当にすごいと思う。40歳にして過去最高のパフォーマンスに到達しているマツケンさん、私も見習わねば。
そしていつも練習一緒にさせてもらっているフジタさんも3位でこのメンツで一緒に表彰台に上がれてこれもまた嬉しかった。
上位の方々と。この中で私が35歳で一番若く、まだまだ力を伸ばせるんだと勇気をもらえます。頑張らねば。
藤田さんより。レース後にコーラで回復。
ニセコの地、素晴らしいコースでいい戦いを楽しめて最高でした。ロードレースは危険も伴うが、やはりそれでも本当に楽しくやめられない。
また、今回の北海道の遠征ではかなり久々にいい感触と方向性も得た気がするのでこれをきっかけに秋までにレベルを高めて、また今回の猛者たちと戦うのを楽しみにしています。
例年、大きいレース後に暴食してそこから戻すのに苦労してますが、今年の春までのことを経験して、もうこりごりと思っているので、もう当分、そういったことはやめてコンディション維持をしつつ、さらなるレベルアップを目指そうと思っています。
当日、大阪に帰宅後に妻と北海道土産のヴァイツェンとピルスナーで打ち上げました。今回もありがとう。
おめでとうございます!いつか世界選手権ご一緒しましょう!
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